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「量より質」へ若者の意識の変化

コロナウイルスの感染拡大により、私たちの生活習慣にも大きな影響を与えています。

中でも特に注目すべきことは、10代や20代といった若者の意識の変化です。

コロナウイルスの最中、人との接触を避ける若者の意識はどのように変化しているのでしょうか。

希薄な人間関係の減少

コロナウイルス以前は、学校や街中で出会った際に軽く挨拶を交わしたり、少し世間話をするような関係性の人付き合いも多く見受けられました。

しかし、コロナウイルスによる自粛と、オンライン化によりこうした関係性が減少しました。

その結果、オンライン上で繋がる本当に親しい友人や恋人がコミュニケーション相手となる若者が急増しています。

オンライン上で初対面の人と親しくなるのは難しく、オンラインでの会話は関係性の深い人に限定されがちです。

そのため、若者の新しい出会いの場は少なくなっており、軽く挨拶を交わしたり、少し世間話をしたりする希薄な人間関係が減少しています。

また、恋人と1日に10時間以上オンラインで繋がったままの「 オンライン同性」という言葉も生まれるなど、仲の良い友達や恋人とのみオンラインで繋がっている若者が急増しています。

オンライン利用の加速

外出自粛要請によって、休校や休業を余儀なくされている最中、若者のオンライン利用はさらに加速しました。

以前と比べて、SNSを観覧する若者も多く、また暇な時間をサブスプリクションを利用した動画試聴や、オンラインゲームなどで埋めようとする若者も急増しています。

また過去のSMSの写真の投稿を見返したり、Webで調べてお菓子を作ったりする若者も多いです。

そのような中で、若者の通販利用頻度も増加しています。

SNSやインターネット上で気になった服やアクセサリーなどのファッションアイテムなどを通販で購入する若者も増加し、積極的にショッピングに出かけようとする若者は減少傾向にあります。

量より質を求める傾向へ

このようなコロナウイルスの最中で若者に起こっている意識の変化は、「量より質を求める」ということです。

希薄な人間関係も減少し、人と接触する機会が少なくなっている中で「沢山の物を持っていても利用する機会がない」と考える若者が急増しています。

例えばファッションにしても、以前は毎日着る洋服が必要なため、同じファッションが重ならないように質より量を求めて購入していました。

しかし、現在では洋服を着る機会も減少し、人と接触する機会も少なくなっているので、「洋服をたくさん持つよりも、質の良い洋服を数着持っていれば良い」という考えが広まっています。

少し高くても自分が気に入った服や、おうち時間を有意義に使うためのスキンケア用品やインテリアなど、本当に自分が欲しいもの、望むものを選ぶ若者が増えています。

コロナウイルス収束の兆しが見えない中、今後もこうしたトレンドが続いていくことになるでしょう。