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インパウンドの流れは今後どうなるか?

新型コロナウイルスは世界各国で爆発的な流行となり、各国で厳しい渡航規制が行われ、その結果、4月の訪日外国人数は前年比の99.9%の2,900人まで激減しました。(日本政府観光局の発表)

各国のロックダウンや外出自粛対策により、5月末頃よりコロナウイルスの流行は落ち着きを見せ始めたため、6月4日に国連世界観光機関(UNWTO)が、感染対策を行いながらの観光再開を提言しました。

さらに、UNWTO観光ビジネス再開に向け、新たな観光ビジネスの指標として7つの項目を盛り込んだガイドラインを発表しました。

深刻な状況であったインパウンドビジネスは、コロナ以前の状況に戻るのではなく、新しい観光指標を掲げて流れを作っていこうと考えています。

では、コロナ回復後、インパウンドはどのような流れになっていくのでしょうか。

清潔や安全が求められる

コロナ流行による影響で、「清潔」が大きなキーワードになりました。感染を防止するには、ホテル室内や公衆トイレ、各店舗での消毒の徹底などの衛生管理が旅行先を選択する大きなポイントになります。

香港の投資会社の調査で、世界200国のうち、もっとも安全な国として日本が5位に上げられました(1位はスイス、中国は7位) コロナ以前から清潔さでは、高い評価を得ていた日本ですので、より衛生管理や安全対策をすれば、より諸外国からの好感度は上がるでしょう。

五感を使いリアルに体感する

人には5感があります。テレワークやリモートワークが進む中、PCやスマホで画像を見たり、音を聞く機会が増えたという方もいらっしゃるのでなないでしょうか。

コロナのあとは、直接見て触ってニオイを嗅ぐ、肌で風を感じるなどの五巻をフルで使い、その土地の文化をまるごと楽しみたい、というニーズが高まるのではないかと考えられます。

観光地を守り、持続可能な範囲で行う

コロナウイルスでもっとも大切だったのは、人の密を避ける事でした。コロナ以前に観光先の集まり過ぎによる環境破壊や文化財の損傷が問題となっている場所もありました。

コロナ流行後は、ソーシャルディスタンス(人との距離を保つ)とサステイナビリティ―(持続可能性)との考えが合わさり、観光客を適度な人数に押さえ、観光地の土地や住民、文化材を守りながら、長く観光地として、持続させていこうという考えが理想といえるでしょう。

まとめ

今回は、コロナ後のインパウンドの流れについてご紹介して参りました。インパウンドビジネスはかつてない危機的な状況となっています。

観光先を選ぶ基準は、清潔や安全が観光先の最優先項目となり、今までバーチャルでの体験が続いた状態ですから、リアルでいろいろな物を体験したいと言う欲求も出てくるでしょう。

また、コロナ終息まで長期戦となりそうな現在では、三密を避けた対策も必要です。以上のような流れを踏まえ、インパウンドビジネスを考えて行くと今後の対策につながるのではないでしょうか。