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新型コロナに負けない!これからのインバウンド需要を考える

いまやニュースで目にしない日はないといっても過言ではない、「新型コロナウィルス」。

特に観光業界は旅行や出張の予約キャンセルをはじめ、訪日客の減少などで計り知れない大きなダメージを受けています。

そんな中、今後観光業界はどのように立ち回っていけばいいのか考えてみました。

東日本大震災におけるインバウンド需要

時は少し遡りますが、いまから約10年ほど前、2011年に日本は東日本大震災に見舞われました。

このときも震災に加え、原発の問題もあったことからインバウンドに長期的なダメージを与えたことはいうまでもないでしょう。

その結果として日本政府観光局のデータによれば、2010年の訪日客数が約861万人であるのに対し、震災後の2011年は611万人にまで落ち込んでいることがわかります。

しかし、原発の事故にいくらか収束の見通しが立つと訪日客数も次第に増加し、翌年の2012年には836万人にまで回復しました。

今回の新型コロナウイルスの収束がいつになるのか、それは誰にもわかりませんが、少なくとも収束したらまた訪日客数は元の水準に戻ると考えることができます。

観光業界が目指す先

観光庁が日本を訪れた訪日外国人に行ったアンケートによれば、私たちが「日本旅行」と聞いて思い浮かべる食事や温泉、著名な観光地の散策などは一回限りでいいと考えている人が多いのだそうです。

ちょっとびっくりするアンケート結果ではありますが、日本を訪れリピーターとなる訪日外国人の多くは、私たち日本人の日常に則した体験を求めていることがわかりました。

この結果は今後観光業界がインバウンドに力を入れるうえで、大切なポイントを示してくれているでしょう。

ちょっと洒落た観光ではなく、あくまで私たちが普段特に何も感じずに行っていることが訪日外国人にとっての楽しみであり、また来日したいと思うきっかけになるのです。

日本の日常に触れるツアーを仕込んでおこう

先にも述べましたが、残念ながら新型コロナウイルスがいつ収束を迎えるのかは誰にもわかりません。

しかし、収束したら徐々にインバウンド需要が盛り返してくることは確かでしょう。

その際には、単に「爆買い」などのイメージのみでとらえるのではなく、属性ごとにその要望を細かく分析し、ビジネスに反映させることが、従来よりも重要と考えます。