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新型コロナウイルス感染防止による自粛で飲食業界が青色吐息!打開策はあるのか??

新型コロナウイルスの感染拡大が続いております。特に人から人への感染を拡大させてしまう3密(密集、密室、密接)をそろえてしまう傾向が多い飲食業界では集中的に自粛の打撃を受け、壊滅的な売上の減少を受けております。そんな飲食業界にも新型コロナウイルスによる自粛の打開策はあるのでしょうか?

新型コロナウイルスによる経営破綻が急増

出典元:ぱくたそ

東京商工リサーチの調査によると、3月末時点での新型コロナウイルスによる資金繰りの悪化などによる経営破綻は25件でした。
そのうち、飲食業や旅館業、旅行業などのサービス業は5件と最多でした。新型コロナ関連の経営破綻の20%がサービス業ということになります。経営破綻にまで行かなくても、規模縮小や店舗数の減少など様々な影響を受けていると言えます。

飲食業界の雇用減少によって失業率が上昇??

出典元:ぱくたそ

外国人観光客など減少によるインバウンド需要の減少による宿泊業の失業者数との合算となっておりますが、宿泊業、飲食業の失業者数では100万人ともいわれています。多くはパート、アルバイトといった非正規雇用でありますが、こうした弱い立場の人たちや外国人労働者などが職を失うことになります。
こうした人たちは、雇用保険などに未加入となっているため、失業手当などがもらえないといった実情があり、自粛の影響を直に受けていると考えらえれます。

新型コロナ後に起こる産業構造の変化

出典元:ぱくたそ

今、かなりの損失を被っている飲食業界でありますが、元々従業員の多くをパート、アルバイトに頼ってきたという実情があります。さらに外国人留学生の就労時間を活用して、人手不足に対応してきました。
しかし、こうした飲食業界は低賃金や長時間労働を容認する業界という印象をつけられてしまいました。
ここに来て新型コロナによる自粛で、客足がゼロ近くまで落ち込みました。もともとギリギリで運営していた飲食店などはすぐに立ちいかなくなってしまいます。
しかし、こうした状況は飲食業界は新型コロナの影響以前から供給過多であったということが言えます。
同じことは宿泊業にも言えますが、飲食業界は多くのバリエーションがあり、多彩な店が華やかでもあります。しかし、こうした業界は多くのパート、アルバイトや外国人労働者などで成り立っていたということが浮き彫りになったのが今回の新型コロナによる自粛の影響ではないでしょうか?

本当に需要のある店が生き残る

新型コロナによる自粛は、多くの業界にとって試練となります。飲食業界でも同様です。デリバリーによる需要をとらえたり、自粛期間中は、営業時間を縮小したりといった工夫で店を運営しているところが多くあります。
デリバリーにより、知名度を上げることで自粛期間を過ぎた際に来店してもらえるお客を獲得するなど、コロナ自粛後の動きが始まっています。

参考文献
「新型コロナウイルス」関連倒産状況(3月31日18:00現在)
https://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20200331_01.html
新型コロナ問題で急減した宿泊・飲食需要~100万人分の雇用削減圧力で失業率が1.4%ポイント上昇~
https://www.jri.co.jp/page.jsp?id=35932