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痛みや我慢からの解放でファッションは変わるのか

「ファッションは我慢!」と言われた一昔前。
オシャレのためなら多少の痛みは我慢することが当たり前の時代でした。

そして女性たちは、いわゆる「ちゃんとした格好」が求められる場所において、当然のように高いヒールのあるパンプスを履くことを求められてきたのです。

そんな中、社会で活躍する女性たちや就活中の女子学生たちの間で「#KuTuu」運動が広がりつつあるのをご存知でしょうか。
「#KuTuu」運動とは、「靴」と「苦痛」をかけ合わせた造語で、ハイヒールなどのパンプスの強要について抗議する運動を指します。

SNSをきっかけに始まったこの運動は、ヒールの強要によって引き起こされる外反母趾や靴ずれといったトラブルを抱える多くの女性たちの賛同を集め、ついには厚生労働省へ署名を提出するまでに至りました。

痛みや我慢を強いられるファッションからの脱却は、女性たちにとって切実な願いとなっているのは言うまでもありません。

そこで今回は、「痛みを我慢する」時代から「痛みを我慢しない」時代へ変わる今の女性たちが求めるファッションについてまとめてみます。

痛みを感じるファッションアイテム

「#KuTuu運動」に発展するほどに、「不必要に高さのある靴は」は痛いのです。
その痛みの影響の多くは、靴ずれで流血するなど比較的軽いものから、外反母趾をはじめとした足の変形といった重いものとして現れることが知られています。

また、もうひとつ痛みの上に成り立つファッションとして「ピアス」が挙げられます。
ピアスの痛みなんて一瞬だろうと思うかもしれませんが、痛みの感じ方は人それぞれ。
そのため、できることならピアスで傷をつけることなく今どきのアクセサリーを楽しみたいと思う女性がいても不思議ではありません。

痛みを我慢しない靴とピアス風のアクセサリー

痛みや苦痛を伴わずともファッションを楽しみたいと願う女性たちが目をつけたのは、ヒールがなくても見栄えがして歩きやすい靴や耳に穴をあけなくても楽しむことができるピアスでした。

そうした女性たちの声を反映し、昨今では、足への負担を極力抑えつつもオシャレを楽しむことができる靴が多く登場しています。
どうしてもヒールのある靴を求められる場面においては、その時だけ履き替えるなどの対策をする女性も増えていますね。

そして、ピアスにおいいても、一見ピアスと思えるようなイヤリングや、シールタイプのも
のも売られるようになりました。

痛みや我慢をしないファッションも楽しめる時代へ

2020年3月3日、この日安倍首相から「#KuTuu運動」に対して「パンプスの着用を強制するような、苦痛を強いるような合理性を欠くルールを女性に強いることは許されないのは当然のことだ」との言明がありました。

痛い思いを我慢することなく自由に靴を選び、仕事や就活などさまざまな場面において心からファッションを楽しむことができる時代も、すぐ目の前なのかもしれません。