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逆境に負けない!?コロナ苦境下でスーパーとドラッグストアの売上が伸びた意外な要因とは

新型コロナウイルスで様々な人が苦境にさらされています。

小売関係では外国人観光客が減少したことが大きな影響となり、売り上げが減少に転じてしまったところが多いのです。

しかし、スーパーや一部のドラッグストアでは少し事情が異なり売上が伸びたそうです。

こんな逆境の中、どうして売上が伸びたのか、その要因について解説していきます。

外出自粛とはいえ…

2020年1月より日本へ徐々に流入してきた中国発の新型コロナウイルスが日本国内で猛威を振るうようになり、政府や地方自治体などは国民に対して不要不急の外出をしないように呼びかけています。

いくら不要不急とはいえ、食べ物がなければ生きていけません。

そのためにスーパーで食材や調味料などを購入して、自宅で自炊・料理を行って生活しなければならないのです。

またドラッグストアにおいては、生活するうえで日用品や生活必需品などが幅広い種類のモノが置いてあるため、出向いてまで購入しなければなりません。(スーパーで売っていなかった商品を買うなどで)

最低でもこれら2つの施設は定期的に訪れて買い物をしなければ生活できないことになります。

スーパーマーケットにおける売上増加の要因と品目

こんな逆境の中、スーパーマーケットで軒並み売り上げが伸びています。

それはコロナウイルスが猛威を振るっている地域が多いです。

東京都などでは一時期買いだめ現状(緊急事態宣言の発令など)が起こり、スーパー売り上げが伸びました。

品目においてはカップラーメンやレトルトカレー、缶詰など長期保存が可能な商品が売れ筋となっています。

家の中で食べ物を蓄える意味合いからスーパーにとってはこういった商品が在庫余剰の状態であったなら、一気に消化できるチャンスとなるでしょう。

一時期は納豆がコロナウイルスに対して抵抗力がある食材として真偽不明な情報がネットに上がり、売り切れとなる店舗が続出したこともありました。『お店独自の広告』以上の効果で売れたことに対しては驚嘆に値します。

ドラッグストアにおける売上増加の要因と品目

ドラッグストアの場合、売上に関係する部分で言えば、記憶に新しいのが 2月末から3月中に勃発した 『ティッシュ・トイレットペーパー騒動』でしょう。

こちらも同様トイレットペーパーやティッシュが日本中からなくなるのではないかという、コロナウイルスに乗じたデマにより、一時期ドラッグストアなどでは店頭から商品が消えてしまったほどです。

スーパーよりもドラッグストアの方がこれらの商品が売り切れたイメージが強く残っている人が多いかもしれません。

2月・3月期の売り上げが伸びたとすれば、これが大きな要因なのは間違いありません。

一度トイレットペーパーやティッシュが店頭に補充されればあっという間に売り切れてしまうほどの異常な購買力でしたから。

「持っていないと困る」という不安が買いを呼び、さらに店頭で売り切れてしまった部分の写真をSNSにアップすると、さらに買いを呼ぶことになり、このようなことになってしまったと言えます。

もちろんマスクについてはコロナ苦境が続いている間、お店に並んだ瞬間(開店時など)にすぐ売り切れてしまいますから、マスクをお店側が入荷できる量が多ければ多いほど売り上げにつながるのは間違いないので、仕入れ先が重要になるかもしれません。

これらは平時において『広告の品』で購買力を高めて販売するよりも、『不安』という材料が特定の商品において購買力を異常なほどに高めてしまったと言わざるを得ないでしょうね。