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Z世代の特徴からマーケット戦略を考える「ヲタ活」

Z世代(1996年以降出生者)はオタクを公言することが多い傾向にあると言われています。以前の世代では、オタクというとどこか後ろめたい気持ちがあり、あまり人に話すことをはばかられる雰囲気がありました。
しかし、Z世代の若者は自分の好きなアイドルや洋服のブランドなどを公言し、SNSを通じて交流を図ろうという意図があります。

今までの世代とオタクの意味が異なる

出典元:ぱくたそ

今までの世代では、オタクというと漫画やアニメやアイドルといった特定の分野に熱狂している人のイメージがありました。また、自分ではオタクと認識していなくても、周りからあの人はオタクだというレッテルを貼られることで成立していました。
しかし、Z世代のオタクというのは自分から「○○のオタク」だということをSNSなどで公言し、同じ嗜好や趣味の合う人を探す行動をとることが大きな違いです。
オタクの範囲も「自分が興味を持ったもの」という広義の意味に変わっています。

オタクの活動「ヲタ活」に注目が集まる理由

出典元:ぱくたそ

ヲタ活とは、Z世代の若者が自分の興味を持ったもの、すなわちオタクとなったものに対する活動のことです。アイドルが好きな人であれば、コンサートやライブに行くなどの応援をすることを指します。
カフェ巡りやネイルアートなどのヲタ活も範囲に入る形となります。自分の興味を持ったものに対する活動全体を言うため、非常に広範囲に及びます。
オタクと言っても今までのイメージとは異なり、趣味全般となるため、様々なジャンルのものに及びます。
こうした若者の「ヲタ活」が今、若者向けマーケティングで注目を集めています。

若者のヲタ活にかけるお金が多い

出典元:ニッセイ基礎研究所

若者が以前の世代と比較して、消費行動を行わないと言われて久しいですが、それに反するアンケート結果が出ております。
自分が最も力を入れている「ヲタ活」に年間いくら消費したかというアンケート結果では、年間15万円以上をかけたという人が15%もいたという結果になりました。
Z世代は貯蓄をする若者が多いというイメージが先行していますが、ヲタ活については積極的に消費をしているということが分かります。

自分の納得のいくものにかけるお金は多い

今までのように流行に流されて何となく消費することで成り立っていた若者のマーケットは大きな変化を迎えていると言っても過言ではないでしょう。
自分の納得のいくものにお金を使うということはなかなかできるものではありません。そういった意味では、今の若者は賢いとも言えます。
そのため、商品や商材を供給する側も変わっていかなければなりません。
SNSによるマーケティングなども有効な手段となりうると考えられます。

参考文献:
Z世代の情報処理と消費行動(5)-若者の「ヲタ活」の実態
https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=63828&pno=1?site=nli